【5人育児の時短戦略】総菜NG!私が手放した「普通の家事」と効果絶大だった機械への投資
前回の記事では、次男(ASD)の特性と、親の心の余裕を生んだ**「睡眠への投資」**についてお話ししました。
しかし、長男・次男の特性だけでなく、5人兄妹という規模は、日々膨大な家事のタスクを生み出します。私たち夫婦はシステム管理者として、**「労力 vs リスク」**を徹底的に分析し、家族が生き残るための時短戦略を立てる必要がありました。
1. 逃げられなかった「食」の壁:手作りの呪縛
最も厄介で、最後まで諦めることができなかったのが**「食事」**でした。
■ 総菜・冷凍食品への拒否
次男(ASD)だけでなく、三男、次女も、市販の総菜や冷凍食品をほとんど食べてくれませんでした。長女と長男は食べてくれるのですが、過半数がNGでは意味がありません。
試行錯誤の結果、昆布やカツオから出汁を取った手作りの味でないと、彼らの食が進まないことが判明しました。このため、「食事」は、奥さんが担う**「子どもたちが生きていくために絶対に譲れない、手作り必須のタスク」**として残されました。
【戦略的割り切り】
食事の手作りを諦められない分、私たちは「質」よりも**「継続性」**を優先する戦略をとりました。
- おかずは基本1品: 栄養バランスを気にしすぎず、子どもたちが確実に食べるおかずを基本1品に限定しました。
- 「おにぎりの日」の導入: 親が本当にしんどいときは、「今日はこれ!」と割り切っておにぎりだけで済ませる日を設け、夕食準備のプレッシャーを軽減しました。
2. 手放した労力:効果絶大だった「機械への投資」
「手作り必須」の食事以外、私は**「時間と体力」を節約するための機械への投資を最優先しました。これは、私が担当する家事の時間を減らすための、私自身のシステム最適化**でもあります。
成功例①:食洗機(フル稼働)
料理は奥さん、皿洗いの大半は私の担当です。
- システム管理者の視点: 人数が多いので本当は業務用レベルの大型が欲しかったのですが、設置場所の問題もあり、家庭用最大サイズを導入。
- 結果、食洗機に入るものは食洗機に任せ、それ以外の鍋や入りきれなかったものだけを手洗いとすることで、大幅に時間を節約できました。このおかげで、私の精神的な負担は劇的に減りました。
- 手作りが増えた分、洗い物も増えますが、食洗機のおかげでシステムはフリーズしません。
成功例②:乾燥機付き洗濯機
- できるだけ大きいサイズの乾燥機を使用することで、「洗濯物を畳む」という重労働をほぼ諦めました。
- 運用見直し: 一時期フル稼働させていましたが、その後の電気代高騰を受け、現在は**「タオルなど必ず乾燥させたいもの」**だけに用途を変更。他のものは乾いたら干してあるものをそのまま使うなど、状況に合わせた柔軟な運用に切り替えました。
失敗例:掃除ロボット
最新家電がすべて役立つわけではないという教訓です。
- 普通の掃除機の音はダメでも、掃除ロボットの音は次男にとって大丈夫でした。しかし、次男が上に乗って遊んでしまい、まともに掃除ができませんでした。
- 結局、導入を断念。床掃除は「諦めた家事」として、粘着ローラーやワイパーで対応しています。
まとめ:時短は「手抜き」ではなく「時間投資」
私たち夫婦が導入した時短戦略は、**「子どもの特性(食のこだわり)を満たすタスク(手作り)」と「親の心身の安定に直結するタスク(睡眠、自由時間)」**を残すため、その他の全ての家事の完璧さを手放すというものでした。
時短は手抜きではありません。家族の笑顔と、子どもの心のケアのための**「時間投資」**なのです。
次の記事予告
次回の記事では、いよいよLDとASDの特性を持つ長男・次男それぞれの**「学習」**について掘り下げます。
「文字が読めない長男」と「こだわりの次男」に対し、私たちが行った**「効果のあった学習サポート」**について、具体的な教材名や自宅での工夫を中心にお話しします。
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